|
平成30年度介護保険改定に関するご質問と回答です。
追加してほしい質問などありましたら メールでどうぞ。
よくある質問・介護保険改正編 |
- Q.今回の改定で料金は変わりますか?
 基本報酬が変わるので、利用者負担金も変わります。
- ■回数ごとの料金表(訪問入浴・介護保険)
回数 | 訪問入浴 | 部分浴 |
1回 | 1,464円 | 1,037円 |
2回 | 2,926円 | 2,073円 |
3回 | 4,389円 | 3,110円 |
4回 | 5,852円 | 4,146円 |
5回 | 7,315円 | 5,182円 |
6回 | 8,777円 | 6,219円 |
7回 | 10,241円 | 7,255円 |
8回 | 11,704円 | 8,291円 |
9回 | 13,166円 | 9,328円 |
10回 | 14,630円 | 10,364円 |
11回 | 16,092円 | 11,400円 |
12回 | 17,556円 | 12,436円 |
13回 | 19,019円 | 13,472円 |
14回 | 20,481円 | 14,509円 |
15回 | 21,945円 | 15,545円 |
- Q.前回と異なる点はありますか?
 基本報酬が1,234単位から1,250単位に変更されました。
- Q.何か手続きが必要ですか?
 特にありません。
- Q.4回利用したのに、1,464×4の計算と異なります。間違いではありませんか?
 利用者負担金は、{([総単位数]×[処遇改善加算(2.3%)])+[総単位数]}×[一単位あたりの単価]÷10 を回数分かけた額ではなく、「介護報酬から介護保険給付で賄われる分を差し引いた額」として算定します。
具体的には、まず全体の介護報酬額を計算することから始めます。
[総単位数]×[回数]×[処遇改善加算(2.3%)]=[@]
次に
[総単位数]+[@]=[A](小数点以下四捨五入)
次に
[A]×[一単位あたりの単価]=[介護報酬額](小数点以下切捨て)・・・A
次に、給付金を請求する際の金額を求めます。@に「10分の9を乗じた金額」と定められているので、
[介護報酬額A]×[給付率(0.9)]=[給付金](1円未満切捨て)・・・B
となります。
最後にAからBを引き、利用者負担金を求めます。
[介護報酬額A]−[給付金B]=[利用者負担金]
となります。計算式の中に四捨五入と小数点以下切捨てが含まれているため1回分×回数の計算とは異なります。
これだけではちょっと解りにくいので、具体例を挙げます。訪問入浴を4回利用したとします。
一回当たり1,250単位、提供体制強化加算36単位、処遇改善加算2.3%、一単位あたりの単価は11.12円なので、介護報酬額は
(1,250+36)×4×2.3%=118…@
5,144+118=5,262…A
5,262×11.12=58,513円…A
です。
次に、給付金を請求する際の金額を求めます。給付率は9割なので、
[A]×[給付率(0.9)]=52,661円…A
これが保険から給付される額です。利用者負担金は、全体の介護報酬額からこれを差し引いた額になるので、
58,513円−52,661円=5,852円
となります。
|
▲トップ
|